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・・・・。

 投稿者:REVE  投稿日:2002年 7月 2日(火)02時50分19秒
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  「いやぁ、まぶしいなぁ・・」
高芙美の今日の第一声だ。
――― 席屋高芙美。高校2年生・・・・・・・チェリーボーイ・・。とんかつ「カツ幻」期待の星である。

・・・・・(中略)・・・・・

「肉でも出しましょう」
暇を持て余した高芙美が俺のトコにやって来た。
「ありがとう(笑)」
「いやぁ、ほんとまぶしイッスね、ココ♪?」
「うん、そうだよなあ」
「肉の色がちがって見えますよぉ♪」
ロース中を叩く高芙美の左手は、高芙美の心の内を表すように踊っていた。
「そうだね」
「わぉ!♪キレイなピンク色だぁ♪」
「そ、そうだね」
「・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沈黙??・・・・・・・・静かになる高芙美に気付いた俺。ふと、高芙美の視線を感じた。
と、高芙美に目を向けると、口元からひとすじのよだれが・・・・・
「おいっ!!よだれよだれ!!垂れてるぞ!!!」
「・・・う・ふ・・キ・・・・・・・キレ・イな・・・・・ピンク・・いぃ・・・ろぉぉ・・ぅぉぉぉ・・・ぁ・・・」

・・・・・もう、返してやれる言葉は見付からなかった。

――――― 左手は、高芙美の心を表すように踊り続けていた。


            ―完―
 
 
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